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《 月、それとも太陽 》 (部分) アクリル、パネル 450×450mm |
作家コメント:
まもなく生まれてくる色彩と模様。それはまるで菌のように増え続ける。
「死」という概念がなく、生きるために増え続ける菌の陽の性質は、
画面の隅々まで手の動くまま筆を走らせる私の表現方法と共通するものがある。
それは終わりの無い無限の可能性を感じさせる。
私にとっての絵画制作とは、頭の中で広がる目には見えないイメージを、
無数の色彩と模様という視覚的刺激をもって表現する行為である。
私のイメージはどこから生まれ何の意味をもつのかわからないが、終わりなく広がり続ける。
私の作品に触れた人々の心の中にも、一瞬でも何かが生まれ、
そこからさらに豊かなイメージが広がり続けていくことを願う。
プロフィール:
1988年 山形県生まれ
2011年 東北芸術工科大学芸術学部洋画コース卒業
<グループ展>
2009年 「ふたりの色の宇宙」東北芸術工科大学エントランス(山形)
2010年 「IWAKI ART トリエンナーレ2010」ギャラリー昨明(福島)
2011年 「梅木花梨×小林志保子×吉田重信 三人展」ギャラリー昨明(福島)
2013年 「うごめく東北の鼓動 東北芸術工科大学卒業生による三人展」ギャラリー58(東京)
2014年 「Square展 30×30cmの正方形展」ギャラリー58(東京)
<受賞>
2011年 東北芸術工科大学卒業・修了制作展 優秀賞