大森 悟 Satoru Ohmori
2008.7.21(Mon)-7.26(Sat)


1969年 茨城県生まれ
1994年 東京芸術大学 美術学部絵画科油画専攻卒業
1994年 大橋賞 作品大学美術館買い上げ
1996年 東京藝術大学 大学院美術研究科(油画)修了
1999年 東京芸術大学 大学修後期博士課程(油画)修了
1999年 作品大学美術館買い上げ

<個展>
1997年 ベリーニの丘ギャラリー(神奈川)
2000、01、04、06年 コバヤシ画廊(東京)



タイトル 「花かげ -見るとは、影に入り込むこと- 」

【作家コメント】
あちらの光、こちらの光
離れれば銀になり、近づけば白になる。
それは色としての変化である。
ものには色味があり、その波長を人が感じ取るには、
光の正面から逸れなければならない。
正面は、ただの眩しさで何も見えない。
人の見る行為は、常に光の直進性からずれることを繰り返している。
つまり、こちらに向かってくる光より、一瞬早く影に入り込んでいることになる。

桜の木の下に佇む。桜の花を見るために。
昼は、天に花。夜は、地に花。その繰り返し。


花かげ  
ビデオプロジェクター・桜の花・鏡・アンプ 他