山根 久美子  KumikoYamane
2007.11.5(Mon)−11.17(Sat)

1945年 福岡県生まれ
1966年 武蔵野美術大学生活デザイン科卒業

<個展>
1971・72・73年 村岡屋ギャラリー(福岡)
1974・75年 ギャラリーおいし(福岡)
1999・01・03・05・07年 ギャラリーとわーる(福岡)
2003・05年 ギャラリー58

<グループ展>
1998・00〜07年 INAF(福岡市美術連盟)展(福岡市美術館)
1999年 OBAQ展(福岡・アミカスギャラリー)
2000〜07年 国際インパクトアートフェスティバル(京都市美術館)
2003年 日韓現代絵画国際交流展
      (セジョンパフォーミングアートセンター/韓国)
2005年 コンテンポラリー・アート展(
上海劉海栗美術館/上海)
2006・07年 「日本美術の輸出」展(Gent/Belgium)
その他多数

2005年の個展


【作家コメント】
『雪華』はここ1〜2年にわたって取り組んできているテーマです。
なぜ雪になったかというと、ここ10年近く線による表現を続けてきましたが、線の原点は何か、やはりそれは点。
点を作品中に取り入れようとしたとき、ずっと使ってきた黒より白であると思いついたのは、
福岡でも冬場に1回は降る雪。雪のイメージを作品に取り込んでいきたい、と直感したことでした。
雪は私にとって無条件に綺麗、無垢、そして綺麗。
それを作品に取り込むことは作品の新しい展開を確信させるものとなったのです。
現在使っている絵の具は耐水性のポスターカラーです。これは以前使っていたアクリル絵の具より
点が鮮明に打てるからです。これで雪のイメージは自在に表現できるようになりました。
更に、現実の雪により近いイメージを考えたとき思いついたのは、発泡スチロールの玉(スチレン球)でした。
これを無色透明の箱につめ、底に溜まるのもよし、静電気であちこちくっつくのもよしとして、
縦5mの壁面展示作品の前にランダムにインスタレーションすることにしました。
これによって平面作品と立体のコラボレーションができた、と信じています。



雪華 500×145cm  耐水性ポスターカラー・カンヴァス・アクリルボックス




雪華 325×420mm パネル・アクリル




雪華 325×420mm パネル・アクリル




過去の展示